予算3万円。これから始めるソロキャンプ道具一式|6年目キャンパー

始めたころのキャンプギア 未分類

今回の予算5万円は「買ってよかったもの」ではなく、「これから始めるために必要なもの」をピックアップしました。

初心者向けの道具リストにありがちなのがテントや椅子やナイフなどを比較しました的に紹介してるありきたりな記事をよくみますが、道具には「絶対必要な物」と「あとでいい物」があり。この記事は、6年前の自分に渡すつもりで、3万円を絶対必要な順に実購入したリストです。順位の根拠は、全部わたしの失敗です。

始めたころのキャンプギア

わたしの失敗は「いらないと思った物が、必要だった」

初回のわたしは、テントも椅子もバーナーも一通りそろえて出発しました。道具はどれも安物でしたが、全部ちゃんと働きました。

大きな失敗はひとつ。寝袋を「真夏だからいらない」と判断したことです。わたしの初めてのキャンプは標高1,500mのキャンプ場。8月お盆を過ぎた街中では日中は40度近くの季節。標高の高い場所の夜の冷え込みを甘くみてたわたしは凍えて眠れませんでした(この話は[ソロキャンプの始め方 完全ガイド]に書きました)。

つまりわたしの場合、初回の失敗は、安物を買ったり買い忘れではなく「いらない」と思った物が、実は必要だったこと。そして厄介なことに、実際のキャンプでは何が起こるか行く前にはわからない——だからこの記事では、6年のキャンプ歴を通じて学んだわたしが「これは削ってはいけない」と言える物から順に並べます。全部そろえて、約3万円以内です。予算が5万円あるなら、残りをどこに乗せるべきかも書きます。

削れない順の考え方

わたしの優先順位はこうです。「寝床」の確保。最悪テントと寝床があれば何とかなります。(売店でカップラーメンや飲み物は買えますし)

  1. 睡眠(寝袋・マット) — 寝心地が悪いと起きたときがつらく、「キャンプ=疲れる」になってしまい、次また行きたいという足かせに。。寝床は充実させるべき
  2. テント — 雨風をしのぐ家。ただし高級品は不要。組み立て簡単だとなお良し。
  3. 調理・食事(バーナー・器・クーラーボックス・テーブル) — キャンプの楽しみはなんといっても「焚き火と飯」。とにかくキャンプで食べる飯は旨い。
  4. 明かり — 想像以上に山や森の夜は暗く、夜ご飯の作業など暗いと時間もかかるし危ない。
  5. 雰囲気(焚き火台やオイルランタンなど) — 一番ケチっていい。理由は後述

削れない順 実購入リスト

わたしが実際に使っていた物を中心に紹介します。現在もスタメンのものもあります。価格はいずれも執筆時点の目安です。

順位カテゴリ推奨品目安価格コメント
1寝袋中華ブランドのダウンシュラフ■リンク予定約6,000円ダウンは暖かく収納がコンパクト。化繊より高いが断然おすすめ
1マットキャプテンスタッグ EVAマット■リンク予定約1,500円EVA(発泡素材のマット)はコスパと耐久の優等生。底冷え防止。
1テントバンドックツーリングテント■リンク予定約6,000円安い。軽い。組み立て簡単の3拍子揃ったテント。自立式なので設営後の移動も簡単。
2バーナーイワタニ ジュニアコンパクトバーナー ■リンク予定約4,400円安くて丈夫。SOTO ST-340(約8,000円)と悩む人多いがイワタニの方が丈夫。炎の径が小さいがソロ用のクッカーなら十分。
3調理器シェラカップ+ニトリのフライパン ■リンク予定約1,000円+αクッカーセットは不要。スキレットは重いし錆びる。シェラカップは器にもなるし煮込み可。
4クーラーボックスコールマン 16L ■リンク予定約3,000円ソロ1泊なら16Lで足りる。食材と飲み物の保冷はこれで十分
5テーブルキャプテンスタッグ アルミローテーブル■リンク予定約1,000円バーナーと食器の置き場。安いのに丈夫だしコンパクトに収納。
6LEDランタン中華ブランドのレイルロード型■リンク予定約2,000円明るさは・500ルーメン程度は最低必要。中華ブランドは不良品の当たり外れがあるので、届いたら即点灯確認を
7チェア中華ブランドの組み立て式 ■リンク予定約1,500円チェアは好みが分かれるが安いので始めて、好みが分かってから買い替えるのが正解。今はフォールディングチェア(約4,000円)を使用中
8焚き火台ピコグリル類似品 ■リンク予定約1,500円まずはこれで十分。なんなら2年くらい使用。軽い簡単コンパクト!
9収納ボックスノーブランド
60cm幅
約2,000円ここまでのギアがクーラーボックス以外全部入ります。サイトへの持ち運びは1回で済ませたいのでまとめるのが◎

初回は買わなくていい物

  • タープ: テントにキャノピー(入口の張り出し屋根)が付いていれば代用できますし。真夏の炎天下や雨の日以外にタープは張りません。※紫外線気になる方は必要。
  • クッカーセット: わたしも蓋付き大小3点セット(約2,000円・直径15cmほど)を持っていますが、正直、シェラカップとニトリのフライパンで十分。
  • コット: 地面から浮かせる簡易ベッド。これはあった方が絶対に良く、寝心地は確実に変わるのですが、初回に必須ではありません。買うなら後で——ハイ・ロー切替できるタイプは冬の底冷え対策にも効くので、続けると決めてからで遅くないです。
  • カトラリー・ナイフ: 最初は割り箸でいいし、包丁は家から持って行けます。買うならオピネル(刃渡り12cm・約2,000円)が何年も持ちます。そして意外な超おすすめがダイソーのセラミックナイフ(刃渡り7cmほど)。さびないし、100円です

なぜ焚き火台やナイフはケチっていいのか

高い焚き火台はかっこいい。でも焚き火で大事なのは、炎を眺めることです。2,000円の類似品でも、炎は同じように揺れます。↓の画像は1500円の焚き火台ですが私には十分でした。

ナイフも同じで、オピネルの2,000円は何年も使えるし、ダイソーの100円セラミックでも野菜は切れる。テントもランタンも椅子も、中華ブランドで十分です。キャンプは見栄を張らずに自然体の方が楽しめるかなと。

中華ブランド。ピコグリルの類似品

合計と配分

構成違い合計
最低限ラインテントを6,000円クラスにする(わたしの初代がこれ)約3万円
ちょっとお勧めテントをTOMOUNT パップテント(約15,000円)に格上げ約4万円

買うべきものを全部そろえて、最低限なら約3万円。内訳は、睡眠(寝袋+マット)に約8,000円、調理・食事・明かり・快適に約15,000〜16,000円、そしてテントです。わたしの初代テントは6,000円で、それでもキャンプは成立しました。だから最低限ラインは3万円。

予算が5万円あるなら、差額はテントをパップテント(軍幕テント)にするのもおすすめです。ポリコットンで焚き火に強く、キャノピーとして屋根もつくれるのでタープも不要になり、長く使う一張になります。5万円ならそれでも約1万円の余裕が残るので、ガス缶などの消耗品、初回の食材、交通費に回してください(わたしの初回は交通費だけで往復1万円かかりました)。

わたしの失敗は、安く済ませたことではありません。「いらない」と判断した物が、必要だったことです。安くしていい物は堂々と安く。削ってはいけない物は、必ず買う。それが「削れない順」の意味です。

なお、続けると決めたらキャンプギア沼が待っています。インフレーターマット(空気で膨らむ寝心地重視のマット)の追加、フリースのインナーシュラフ、冬の湯たんぽ——寝袋に湯たんぽを入れて寝るのは最高に気持ちいいです。テントも5幕持ってます。でもそれは全部、初回のあとの話。

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